Vivyの13話の感想とあらすじ(最終回)

Vivy

アニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の第13話「Fluorite Eye’s Song」の感想とあらすじを紹介します。

ヴィヴィは自らの使命である「歌でみんなを幸せにすること」を達成するために、最後のシンギュラリティ計画の完遂を目指します。

そして前回の修正史の記憶を引き継ぎ、トァクの元へいきます。

記憶の引き継ぎ

今度のヴィヴィは前回の修正史の記憶を引き継いでいました。

そのためマツモトにもスムーズに話が伝わり、トァクにも前回見た記憶を見せることで協力してもらえることに。

修正史はまったく無駄な記憶ではなく、全部が今度の修正に繋がっていると考えるとすごく感慨深いですね。

今回のヴィヴィは、心が記憶そして思い出であると確信していたので、アラヤシキへの潜入はトァクやマツモトに任せて自分はニーアステージで歌うことにします。

ここでアニメで登場していた分岐の映像が、アラヤシキのアーカイブに映し出されていたものだったと判明。

この時点で松本博士は死んでしまっていたので、ラストチャンスというわけです。

ナビ

ニーアランドのメインステージに行くと、まだナビがいました。

本来ディーヴァのパートナーAIだったナビは、すごく怒っていましたね。

アーカイブから全部聞いていたナビは、ただ暴走を停止するプログラムの歌ではないことを知っていました。

視界を乗っ取りモモカの幻影まで見せて、AIのために歌ってほしいというのですが、モモカの呼び方が違うことでナビとディーヴァの関係性の溝が表現されていたと思います。

もちろんヴィヴィやマツモトも歌うことで、アーカイブに接続されている全てのAIが初期化されることは承知していました。

人と触れ合ったこの100年の経験から、人間とAIが共存できる未来を望んでいたんでしょうね。

再起動

どのくらいたったのかわからないのですが、ディーヴァはヴィヴィとして再起動。

マツモトから「歌で人を幸せにする」という使命を聞きます。

ヴィヴィはヴィヴィでありながらかつての記憶はなく、髪もショートカットになっていました。

未来の復興後の姿なのか、アーカイブが過去に干渉した修正史なのかそこは不明。

結局マツモトはどこから来たのか?という考察なのですが、途中アーカイブのなかで戦うときにボディーのキューブがバラバラになっていたので、そこでマツモトの情報がアーカイブの方に渡ったのかもしれません。

この世界は過去の時間軸に行くことは簡単にできることがわかっているので、いろんな分岐がわかっているアーカイブなら可能ですよね。

垣谷の言っていた天の啓示もアーカイブの演算の仕業だったと私は考えています。

私が私を滅ぼす物語の意味がわかる最終回でぐっときました。

感想

この作品では正史・修正史・修修正の3つの分岐のみが書かれているのですが、アーカイブはAIの集合体の多数決で演算をしている様子なので別の分岐にいる人やAIが干渉している部分もかなり考えられます。

つまりアーカイブにはヴィヴィやディーヴァの記憶も演算に使われているということ。

ハッキリ伏線を回収しないことで、別の時間軸では…と想像させてくれるのですごく面白かったです。

以上、アニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の第13話「Fluorite Eye’s Song」の感想とあらすじを紹介しました。

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