アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」の第12話「生生流転(でも立ち止まるのもありですかね)」の感想とあらすじです。
2期最終回では小林さんが自分が慕われるだけの存在であるか、そして少し疎外感のようなものを感じます。
しかし最後には素晴らしい演出が待っていましたよ!
飲み込む
小林さんはトールが自分以外の人と仲良くしていたりすることに寂しさを感じていました。
そして重い過去や宿命を背負ったトールが自分を慕ってくれていることにも、自身がない様子。
しかし小林さんはそれをトールに伝えずに、その都度その思いを飲み込んでいました。
カンナも才川におばあちゃんになるまで…と言われたとき、本当のことを言えていませんでしたよね。
またドラゴン同士があちらの世界の話題に盛り上がっているときに入っていけないことにも、疎外感を感じていました。
翔太くんもやはりルコアが自分以外の人と…と想像をあまりしたくないようでした。
仲良しではあるけども、飲み込まないといけないことって確かにありますよね。
小林さんのための花見
アニメのメイドラゴンは原作のいろんな話を構成しなおしているので、同じ話数でも違う話を繋げていることがよくあります。
それでもまとまった話になっているのがすごいですよね!
今回はトールたちが小林さんのための花見を開催してくれました。
前半で小林さんが少し落ち込んでいたので、まるでそれをトールが察して自分の想いを伝えようとしているかのような構成で良かったです。
最後にはまさかの結婚式をやりだすといって、逃げ出すドレス姿の小林さんを皆で追いかけてる姿はまさに幸せで楽しそうな空間でした。
小林さんも「重い」ということをトールにちゃんと伝えていて、後半は飲み込んでない演出もすごく良かったです。
感想
2期のメイドラゴンは価値観というものについて、すごく考えさせられたなと思いました。
かわいい日常系の作品でありながら、深い哲学的な内容なので楽しかったです。
イルルを狙っていたドラゴンなど、まだこれから先も関わってきそうなので、3期があると良いですね。
以上、アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」の第12話「生生流転(でも立ち止まるのもありですかね)」の感想とあらすじでした。
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