アニメ「白い砂のアクアトープ」の第11話「籠城の果て」の感想とあらすじを紹介します。
いよいよ閉館がせまり、くくるは台風が来るなか水族館に1人たてこもります。
風花もやってくるのですが関係はギクシャク、そして容赦なく台風もがまがま水族館を襲ってきて…。
籠城
くくるたちが住む地域に台風がやってくるのですが、そんな日にくくるは1人で水族館に籠城をします。
その姿を見たおじいは、止めさせるどころか、なんと水族館をおやすみにしてしまいました。
台風が来ているとはいえ、くくるを残して水族館から帰る選択をしたのは最初意外だと思いました。
くくるは籠城しながら1人で水族館の生き物たちの世話をしていきます。
1人でもできるところを見せたかったんでしょうね…。
お弁当
おばあは1人で籠城しているくくるのためにお弁当を作っていました！
くくるのところへ行こうとした風花にお弁当を持たせていましたよね。
帰ってこいというのではなく、とことんやってこいという意図を感じました。
これはアニメ終盤で思ったのですが、おじいもおばあもくくるに納得させるまでやらせて、現実をちゃんと見せてから自分で納得してもらおうと思ったのではないでしょうか。
無理やり止めても、くくるのなかで消化できないままになってしまうので…。
すごく優しいおじいとおばあだなと思いました。
頼もしい風花
風花は風が強いなか、お弁当を持ってくくるの元へ。
登場シーンの髪の毛には笑いましたが、映画のことを聞いたくくるは風花にすごく嫌な態度をとります。
ですが風花はそんなくくるの気持ちをちゃんと理解していて、あしらいながら一緒に業務をしていきました。
台風の影響でどんどん水族館に被害がでて呆然とするくくるの目を覚まさせたのも風花で、同い年だけどもすごく頼れるお姉ちゃんだなと感じました。
くくるの心
くくるは目の間で崩れていくがまがま水族館を見て、もうギリギリなんだということをきちんと実感します。
そして今いる生き物たちのためにも、閉館を受け入れることにしました。
自分の家のように思っていた思いでの場所の閉鎖を受け入れるには、かなりの葛藤があったに違いありません。
くくるに決心させたおじいの選択もすごいのですが、くくるの選択もかなり勇気のいることだったと思います。
この時点で私はこの作品のprojectティンガーラの意味がわかりました。
ティンガーラは新しくできる水族館なので、閉館後はそこと関わっていくのでしょうね。
感想
くくるの心の変化を沖縄の台風というわかりやすい描写で表現していて、すごく良い回だったと思います。
ただ閉館後に幻がどうなるのか、キジムナーはどう関わっていくのか、ドキドキしますね。
以上、アニメ「白い砂のアクアトープ」の第11話「籠城の果て」の感想とあらすじでした。
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