Vivyの4話の感想とあらすじ

Vivy

アニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の第4話「Ensemble for Polaris -私たちの約束-」の感想とあらすじです。

モモカの妹との出会いにより、ヴィヴィは宇宙ホテルサンライズの落下を止めようと強く決意します。

しかしマツモトの情報とエステラの印象にはギャップがあり、ヴィヴィは本当にエステラが?と疑問を抱きます。

そんなときマツモトの想定よりも早くサンライズのコントロールが効かなくなり、ヴィヴィは急いでその原因を探ります。

予定より早い

ユズカと出会ったと同時に、船内に衝撃音が何度も走ります。

ヴィヴィはユズカに人違いであると嘘をつきながら、エステラの指示通りホールへユズカを誘導しようとします。

ただ本来なら23時間後に起こる出来事のはずなので、マツモトも混乱。

しかしなんとエステラは偽物で、ユズカを連れたヴィヴィを攻撃してきました。

操られているのかヴィヴィは聞いていたし、データもエステラのものではあるのですが「あんなお嬢様と一緒にするなよ」と言っていたので別個体なんでしょうね。

この偽エステラにはマスターがいるらしく、冒頭のシーンと合わせるとそのマスターはトァクの人物。

本物のエステラはその頃、物資搬入をしていたあの怪しい人間(トァク)に攻撃されていました。

この人間が偽エステラのマスターで、冒頭登場した人間ですね。

顔に傷があり15年経っていることで気づかないかったのですが、この人間かつてヴィヴィが助けたトァクの青年のユウゴ!

つまりヴィヴィがユウゴを助けなければ、サンライズが落下することはなかったのかもしれません。

約束

ヴィヴィはユズカに必ず迎えに来るから身を隠していてと約束をします。

そして壊れてしまっていたルクエールの腕を借りることに。

この場面すごく細かくて、マツモトの後頭部に踏まれた足跡があったりと、演出もかなり面白かったです!

ヴィヴィの決意を聞いてマツモトはヴィヴィに戦闘プログラムを送るのですが、ヴィヴィがすごくかっこよくて美しいシーンで好きですね。

双子

ヴィヴィは本物のエステラを見つけ出し起こすことに成功、今の状況を伝えます。

本来ならエステラの身体をサンライズに繋がなければコントロールはできないのですが、なんとエステラにはエリザベスという双子のAIがいたんです。

つまり双子の妹がエステラを演じていたんですね。

双子といってもプログラムも組まれた日もまったく一緒の同型機なので、身体の構造自体はエステラと一緒。

元々2人は実験用のAIでエステラが自由に生活したデータをまだ稼働していないエリザベスに共有できるか、というテストをかつてしていました。

ただ稼働させる前にエリザベスは破棄されてしまいます。

アニメ冒頭で失敗作と言われていたので、テストが上手くいかず破棄されてしまったんでしょうね…。

エリザベスはエステラになりすまして事を終えるのですが、ユウゴに「お前の使命は終わりだ」といわれユウゴに攻撃をしかけます。

ただそれは自分のマスターを守るための行動で、エリザベスはヴィヴィのところに向かおうとしたユウゴを助けたんだと思います。

そしてユウゴがヴィヴィに興味を持っているのも気に食わなかったんでしょうね。

ヴィヴィVSエリザベス

エリザベスの本来の髪色は水色系なので、変装してないときは後継機だけあってヴィヴィによく似ているなと思いました。

2人の戦闘シーンの演出がすごくかっこよかったので、私は何回もこの場面を見返しました。

エリザベスは自分に使命を与えてくれたマスターが大好きでした。

自律人型AIは学習によって感情を獲得していくような描写があるのが印象的でしたね。

マツモトの初期化ウイルスを流したことでエリザベスは停止します。

エステラの決意

本当は海に落ちるはずのサンライズだったのですが、海沿いに落ちる軌道になっていました。

おそらくエリザベスがユウゴの考えに納得できなくて、計画の軌道とは変えてしまったのではないかと私は推測しています。

ユウゴはトァク以外の人間の犠牲は望んでいなかったのですが、エリザベスはAIが人間を殺したという事実を広めたいなら都市部に落とした方が良いと考えていたので。

操作して大気圏で燃え尽きるようにするとエステラはヴィヴィに伝えるのですが、それではエステラもサンライズと共に燃えることになってしまいます。

手伝おうとしたヴィヴィにこれは私の使命だからとエステラは拒否。

「AIは使命に生きる」これはエステラの言葉なのですが、すごくこの作品のキーワードになっていそうだなと。

最後エリザベスが一部の記憶を残しながら起き、最期の時になってやっと双子の姉妹として再会できました。

エリザベスは本来はサバサバした感じの優しいAIだったんだなと思うと、人間のした所業は本当に人でなしだなと感じました。

最期エステラの接客アナウンスとエリザベスの歌声が避難ポットの方に流れてくるのですが、AIだからこその恐怖が感じられないその声がすごく切なかったです。

感想

ユウゴは2回もAIに命を助けられる形になり、今後どう変化していくのでしょうか。

そして最後ヴィヴィは自分がディーヴァであることをユズカに明かし、モモカがプレゼントしてくれたクマのぬいぐるみをユズカに託します。

このクマにはマツモトがよく入っているので、次からはどんな姿で現れるのか楽しみです。

4話もすごく切なくて美しくてかっこいいお話でした。

以上、アニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の第4話「Ensemble for Polaris -私たちの約束-」の感想とあらすじでした。

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