BEASTARSのアニメ2期20話の感想とあらすじ

BEASTARSのアニメ2期の20話「光を浴びたらシルエットの違いを笑おう」のあらすじを紹介しながら、感想や考察をまとめました。

顎が弱くなったレゴシはどう戦っていくのか、部活動の休止の通達に生徒達はどのような行動を起こしているのかにも注目。

イブキの意外な過去も判明し、ルイ先輩になぜ期待しているのか感じとれる回になっていました。

シイラとピーチ

肉食獣と草食獣が一緒に写っている写真の方が受けがいいという理由で、ビーストブックというサイトに載せるためだけの写真をよく撮っている生徒達。

これは19話で来年から肉食と草食が別学になるという話しがでたからでしょうね。

しかしメスヒョウのシイラはそんな現状に不満があり、ジュノに愚痴ります。

バズるためだけに利用されるのは気分良くないですよね…。

しかしそんな関係に嫌気がさしたシイラは、草食獣のヒツジのピーチちゃんに2匹で遊ぼうと誘います。

2匹が一緒にお喋りしながら買い物を楽しんでいる姿は、本当に女子高生！といった雰囲気でした。

一緒に過ごして話してみないとわからないこともある…そんなことを知れたシーンでしたね。

夜の裏市でレゴシはゴウヒンさんに言われて、肉食中毒になってしまったシマハイエナの捕獲に挑んでいました。

ゴウヒンさんに荒っぽく口輪をハメられハイエナのいる下に落とされたレゴシ。

ちなみにレゴシの顎が衰えたのは肉座禅が成功した証とのこと！

口輪をハメたのは、顎に頼らないようにするためなのかなと私は思いました。

ハイエナには草食獣が抵抗してできた傷がたくさんあり、これだけで食殺をしていることがわかりますね…。

レゴシはハイエナに腕を噛まれるのですが、それを上手く利用してハイエナを倒し捕獲をします。

牙ではなく手足で戦うことを決めたレゴシが、どこまで強くなるのか楽しみですね。

ジュノはかつてルイ先輩がやっていた主役のアドラーをやることになります。

今までアドラーを演じてきたのはオスのみ。

メスであるジュノがアドラーを演じることで、演劇部の反骨精神を見せると部長はジュノに言います。

ジュノはわかったと言いつつも、不満げな表情を見せます。

じつはジュノは別学で良いと考えている派で、共学派の意見に納得できないでいたんです。

恋敵であるハルちゃんをライバル視しているので、こういう感情になってしまうのは当たり前ですよね。

ハルちゃんを見かけたジュノはうっかり後を追いかけそのまま園芸部へ。

ジュノは帰ろうとしたのですが、ハルちゃんはジュノに園芸部を手伝ってもらいます。

このことがきっかけでジュノはハルちゃんとちゃんと話し、その魅力を知っていくことになります。

ジュノはルイ先輩がハルちゃんのことを気にかけていたことを教え、園芸部を後にしていきます。

レゴシのことを心決めたと言っていましたが、ここでルイ先輩のことを知ってしまっては心が揺らいでしまいそうですよね。

裏市で食材であるカイマンが暴れてるからと現場に向かったシシ組でしたが、カイマンは落ち着いていました。

いざ客の要望の場所を切り取ろうと店側がしたとき、そのシーンが見えないようにイブキはなんとルイ先輩の顔を手で覆います。

しかしルイ先輩はその手をそっと降ろさせます。

昔いた穴蔵よりマシと表現していることから、幼少期にはもっとひどいものを見ていたんでしょうね。

ちなみにイブキの腕には「疲労回復」の文字が…つまりイブキも元々は食材で逃げ出してきたということ！

イブキも言っていましたが、イブキとルイ先輩の境遇はすごく似ていたんですね。

つまりイブキはルイ先輩と同じような気持ちで裏市にいたんです。

イブキがルイ先輩を守ろうとするのは、単なるボスだからというわけではなかったことがわかりました。

レゴシと良い感じになったのに、またハルちゃんがルイ先輩の元へ戻ってしまいそうでハラハラしますね。

演劇部は皆、草食と肉食の共学に賛成だと思っていたのですが、やはりジュノのような考え方の生徒もいることがわかりました。

ただ私はシイラとピーチちゃんのエピソードがすごく好きです。

おそらく今回のサブタイトルの意味もこの2匹のことを言っていると思うので、みんながシルエットの違いに笑える日が来たらいいなと思いました。

以上、BEASTARSのアニメ2期の20話「光を浴びたらシルエットの違いを笑おう」のあらすじと感想でした。