BEASTARSのアニメ1期の8話「犬歯に糸ようじひっかけるように」のあらすじを紹介しながら、私の感想をお届けしていきます。
肉食と草食の議論
ハルちゃんが隕石祭の準備をしていると市長さんが「学生さんは早く帰りなさい」と声をかけてきます。
演劇部のみんなはすでに帰ったあとで、ハルちゃんはそこでみんなもういないということに気がつきます。
ただレゴシだけは帰っておらず「一緒に帰ろう」とハルちゃんを誘います。
2人は一緒に学園に帰ることになったのですが、レゴシはハルちゃんのことを意識しているので、なんだか気まずい雰囲気に。
電車に乗り遅れた2人は次の電車を待つ間ベンチに座り、はじめて出会った日の話題になります。
レゴシはハルちゃんも自分自身のことを大事にしてほしいと伝えるのですが、ハルちゃんはオオカミには言われたくないと草食としての本心を言い逃げようとします。
レゴシはハルちゃんを逃がさないようにしようと腕を掴んで議論に発展、しかしその光景は周りの動物からしてみれば襲っているふうに見えてしまいちょっとした騒動に。
その場はハルちゃんがレゴシを連れて逃げ出し難を逃れたのですが、肉食がどうこの世界で見られているのかすごくわかりやすく表現されているシーンだと私は思いました。
ハルちゃんからの信頼
探す駅員さんから逃げ出すことに成功したレゴシとハルちゃん。
レゴシはあの夜ハルちゃんを襲おうとしたことを打ち明けようと決心し言おうとしたとき、なんとハルちゃんからその話しが!
腕の怪我の本当の理由をハルちゃんはレゴシに話し、傷のこと覚えてないといったことは嘘だと打ち明けます。
つまりハルちゃんは肉食であるレゴシのことを、それだけ信頼しているということですよね。
しかしレゴシはそんなハルちゃんからの信頼を知って、ますます襲おうとした事実を言えなくなってしまいます。
好きだからこそ言えなくなってしまうレゴシの気持ちを考えると、すごく切ない関係だなと思いました。
ジュノの変化
ビルの爪で怪我してしまったルイ先輩に、嫉妬からかつっかかるレゴシ。
ルイ先輩は「部活内で私情を挟むのはやめろ」と言い、部内はピリピリした雰囲気に。
そんなとき遅れてやってきたジュノが稽古場に、他の部員から浮いていたジュノはなんと上手く溶け込み女の子とも仲が良さそうに話し部をまとめるように。
ギクシャクしていた場の空気も明るく変わります。
ルイ先輩はジュノが孤立気味だと聞いていたのでびっくりして他の部員に聞くと、ジュノはすごく頑張っていたとのこと。
ジュノは見た目だけでなく、すごく努力ができる魅力的な子だなと私は思いました。
ジュノが目指すもの
ジュノが稽古終わりに掃除していると、そこにルイ先輩がやってきます。
はじめて2匹きりになったジュノとルイ先輩はジュノの提案で自主練習をすることに、ルイ先輩はついついジュノに嫌味を言うのですが…それに負けるジュノではありません!
なんとルイ先輩を押し倒しジュノは宣戦布告します。
「次のビースターは私がなります」言い切るジュノは、すごくかっこよかったです。
ルイ先輩はそんなジュノを「強欲」と表現。
ジュノがレゴシのことを好きなことを知ってて「あの男には手こずるぞ」と警告をします。
ジュノの自信は長所でもあり欠点でもあるということが、よくわかるシーンになっていましたね。
恋は四角形に…
ルイ先輩に言われたことが気になったジュノは、レゴシのことをよく観察します。
ジュノは積極的にレゴシに話しかけるのですが、レゴシは普段と変わらず。
ジュノが隕石祭の当日にレゴシを誘おうとした瞬間、なんと祭会場はいきなり停電してしまいます!
真っ暗になりレゴシは慌てて他の部員達の元へ「夜行性の俺たちが守りますから」とすごく頼もしい言葉をかけます。
しかしハルちゃんのことを思い出し、他の夜行性の部員にその場は任せ、レゴシはハルちゃんを匂いを辿りながら探しに行きます。
木に影にいたハルちゃんを見つけ近寄るレゴシ…ですがハルちゃんは「ルイ」といいながらレゴシに抱きつきます。
これだけでハルちゃんの心の拠り所はルイ先輩だということがわかりますよね。
明かりが復旧した祭り会場。
ルイ先輩を求めていたハルちゃんに、ルイ先輩と間違えられたレゴシ…すごくどちらも切ないですよね。
そしてもう1匹切ない子が…ジュノです。
ジュノはハルちゃんに優しく接しているレゴシの姿を目撃、レゴシの恋心を知ってしまいます。
感想
8話ではジュノがレゴシの恋心に気づいてしまいましたね。
私はすごくジュノが好きなので報われてほしいなと思っています。
話のタイトルである「犬歯に糸ようじひっかけるように」は、レゴシにもジュノにもかかるタイトルですごく切ない気持ちになりました。
以上、BEASTARSアニメ1期の8話の感想とあらすじをお届けしました。
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