今回はBEASTARSのアニメ1期の4話「君は聖杯までふやかして」のあらすじと感想をお届けします。
代役
ルイ先輩の怪我は左足の骨折…骨折した足でよく舞台に立てていたなと関心してしまいますよね。
ただやはり2日目の公演は難しいということで、ベンガルトラのビルがルイ先輩の代役をすることになります。
そしてなんとビルがやっていた適役を、裏方を担当していたレゴシがやることに!
ビルは「俺たちが戦う場面には嘘をお飾りもいらない」と言い出し、本気の殺陣する気満々な様子。
これが失敗に繋がらなければいいのですが…。
ビルの本心
気丈にふるまっていたビルだったのですが、じつは主役を演じることに重圧を感じていました。
控え室にやってきたルイ先輩はビルを「世渡り上手なやつ」と評価する一方で、レゴシに対しては「無理して弱者の側に立とうとするから不愉快」と思っていることをビルに話します。
ビルもレゴシのことは「損する生き方」と言っており、ビルとレゴシは同じ肉食獣であっても真逆な性格であることがわかりました。
ビルが持っていたもの
レゴシはビルに近づき臭いをくんくん。
ビルが持っていたのはなんと「ウサギの血」で、そのことを知ったレゴシはハルちゃんのことを思い浮かべ怒ります。
ビルいわく生徒の血ではなく、悪い先輩からもらったというその血。
ビルは「俺は光を浴びて生きたい」と、だからこれは正当なドーピングであるといいます。
そして責任逃ればかりして草食獣のたいこ持ちをしているレゴシにはわからないと言い放ち去り、舞台へと向かいます。
ただルイ先輩の言葉を思い出しレゴシは逃げないことを決意!
演技ではなく本当にビルとレゴシは対立してしまう構図ができてしまった展開にハラハラしますね。
レゴシの暴走
舞台の幕が上がり、ビルは順調に主役のアドラーを演じます。
ただ客席ではアドラーがルイ先輩ではないということはバレており、ビルは会場の雰囲気に動揺してしまいます。
たしかにドーピングは褒められた行為ではありませんが、ビルの気持ちもわからなくはないですよね。
いよしよレゴシの出番!
しかしレゴシは舞台中にも関わらず、ビルをグーでパンチ。
異様なレゴシの様子にビルは「ウサギの血の臭いを嗅いだことあるんだろ」と気づきます。
レゴシの背に爪をたてるビル、そしてレゴシはその痛みに倒れます。
やっぱりアドラー
あくまで主役でいたかったビルなのですが、そこにルイ先輩が登場し会場がどよめきます。
アドラーの仮面をかぶったルイ先輩はアドラー役となり、ビルは一瞬にして悪役に。
演出だと思ったのか会場は大盛り上がり!
ルイ先輩の「大丈夫おまえは正しい」という言葉、すごくかっこいいシーンでした。
感想
まさかビルがウサギの血を持っていたなんてびっくりですね。
個人的にはサブタイトルになっている「聖杯」の意味。
聖杯とはキリストの血を受けた聖なる杯のことをいいますよね。
BEASTARSでは、肉体のことを示しているのかなと思いました。
ルイ先輩が肉食獣であるレゴシの心をふやかした…そんな意味合いだったら素敵ですよね。
以上、4話「君は聖杯までふやかして」のあらすじと感想でした。
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