アニメ化もされた【鬼灯の冷徹】 原作も既に完結していますが… 他に類を見ない面白さなんです 何せ舞台は地獄・主人公は能面 見どころ（ツッコミどころ）が 盛り沢山の、必読必笑作品です
冒頭から既に異色
「そういう陰の傑物は
ただのカリスマなんかより
ずっと少ないのだ」
カリスマを描くのが王道の漫画世界
なのに、既に陰の人物を描くと宣言
しかも「ずっと少ないのだ」と断言
これだけで、持っていかれますよね！？
まず地獄についての作者の深い知識に驚愕
（”サトウキビでめっちゃ叩く”が実在！？）
ギャグ漫画(？)に似合わぬ政治色に狂喜♪
戦後の人口爆発とか政令指定地獄とか(笑)
そして、ギャグ漫画（？）の本領発揮！！
「今さらっとアホって言った？」（真顔）
「ゆったりたっぷりのんびり」「旅ゆけば」
ここまできて初めて、主役登場です！！！
不愛想な顔・険しい目。異色の主人公。
事件勃発…のはず
「まず受付を」
→現世を皮肉るマニュアル対応(´艸｀*)
「重要文化財としての景観の維持」
→また出た、国会答弁的セリフ(≧▽≦)
「イヤ…あの、別にお中元とかじゃ…」
→桃源郷の話題からのこの流れ！見事！
「いつの間に購入したんですか。予算は」
→今それどころじゃないのに、そこ！？
しかも結構な拷問用具に対しこの台詞。
この拷問用具（何と読むかも見どころ）
後々、何度もいい感じで登場します！
ぜひ覚えておいて、ご注目ください！
伝説の宿敵
鬼にとっての伝説の強敵登場です。
それに対してこの仕打ち(￣▽￣)
「ってやつです」とか、ヒソヒソとか
「思ったより…いえ」という外見への
無言ディスとか契約料とか転職とか…
あまつさえ「一人体育会系」とまで！
「微妙」「微妙」と追い打ちかけてからの
鬼灯様の立ち位置は「官房長官」です！！
大王の第一補佐官
後に「総合事務」あるいは「人事」の
✨トップ✨とも表現される鬼灯様。
そのエライ人が繰り出す「お母さん節」
が、絶妙なんです。ここも今後、注目！
ここでまた、作者の古文の知識に舌を巻き
一転、ページ数都合で暴力容認（地獄だし）
と思われたところで、白い犬に痛恨の一撃！
更にお供の猿は…あの猿と同一人（猿）物
だったんですね…罪状把握、さすが補佐官
誰もが思ってても言えなかった雉イメージ
鬼退治成功のあり得ない理由（初心者幸福）
からの怒涛の畳みかけで
第一話終了です！！
今日の名言
万能薬は少ないから良いのです
多いと堕落する
〔万能薬＝量産すれば皆幸せ〕
かと、思ってしまいますが…
なるほど、確かにその通り。
最後に、地獄について詳細を語りだすと
キリがないので、こちらをご覧ください。
本作は地獄の中でも八大地獄メインです。
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