アニメ「明日ちゃんのセーラー服」第9話のあらすじと感想

アニメ「明日ちゃんのセーラー服」第9話「せ〜のっ！」のあらすじと感想です。

9話はおでかけ回ということで、小路はクライメイトの子たちとお買い物に行きます。

兎原さんの意外な一面も見られる回でしたよ。

買い出しへ

小路は体育祭の買い出しに選ばれて、クラスメイトと一緒に大型ショッピングモールへとおでかけします。

いつも自然いっぱいな様子が描かれることが多い作品なので、都会的な部分が描写されるのはすごく珍しいなと思いました。

ただ子供が行ける距離にこれだけ大きなモールがあっても、小路の住んでる地域には子供がいないということで、かなりギャップは感じましたね。

モールへは小路・江利花ちゃん・兎原さん・古城さんの4人で訪れていました。

はじめてハンバーガーを食べた江利花ちゃんの反応がすごくかわいかったです。

サバサバしている印象のある兎原さんなのですが、ネイルなどもしていてかなりおしゃれでした。

またモールに入っている店などにも詳しかったので、小学校時代にはよくこういった場所に遊びに来ていたんでしょうね。

ただ以前の白いワンピースのときもそうだったのですが、かわいらしいものが元々かなり好きなのかなと思いました。

小路も自分よりも兎原さんの詳しいことを目の当たりにして、嫉妬するのではなく認めていたので、本当に良い子だなと感じましたね。

皆で楽しく買い物をしている様子がすごく可愛くて癒されました。

しかし本が好きな古城さんの大切なしおりがどこかにいってしまうというハプニングが。

皆も一生懸命探し、そして親切な人のおかげでしおりは無事見つかるのですが…。

古城さんのしおりのエピソードは、しおり＝夢という構図になっていたと思います。

古城さんは小さい頃、本を書く人になりたいという夢を持っていました。

でもテーマが決まらなかったり、文章の理想などの理由からどこか諦めているような感じが。

しかし古城さんは小路のような女の子を書きたいと、このしおりのエピソードを通してまだ夢を手放さない決心をしていました！

何気ない日常ではあるのですが、こういった思い出が夢に繋がるんだなと改めて認識させてくれたお話でした。

この回では雨が降るシーンがあるのですが、よくありがちな不穏を意味する雨でなかったのがすごく良い演出だなと思いました。

他の女の子たちも良い子ばかりなのですが、とくに前向きで優しい小路がいると、その場がパッと明るくなりますね！

9話ではより小路の主人公感が表現されていて、すごく良かったと思います。