SSSS.DYNAZENONの10話の感想とあらすじ

SSSS.DYNAZENON

アニメ「SSSS.DYNAZENON」の10「思い残した記憶って、なに?」の感想とあらすじを紹介します。

怪獣の能力で人々が町から消え、夢芽たちも過去の記憶のなかに閉じ込められてしまいます。

そんな夢芽たちを助けようと、蓬は1人で怪獣のなかに入ることにしました。

思い残した記憶

10話ではちせと2代目以外、怪獣ガルニクスの能力によって思い残した過去の記憶のなかに囚われてしまいます。

暦の思い残した記憶は、稲村さんに大量の札束を特別に見せられたときの過去でした。

本来なら札束にビビって暦は逃げたのですが、今の暦は無職。

なので暦はその札束が入ったカバンを手に、稲村さんと町からバイクで逃げることを選択しました。

そこに蓬がやってきて助けられるのですが、札束は宙に舞い暦は大慌て。

でも稲村さんはどうせ偽札だと言って、それよりも景色を楽しんでいるようでした。

つまりお金に執着していたのは暦だけで、稲村さんは町から逃げ青春ぽいことをやってみたかっただけということになりますね。

夢芽

夢芽は姉が亡くなった日に捕まっていました。

その夢のなかで姉の香乃と話すのですが、香乃は夢芽に憧れていたそう。

自分も夢芽のように頼ればよかったと、長女らしい悩みを抱えていてあんな態度になってしまっていたんですね。

ただ死ぬつもりもなかったみたいなので、本当に事故だったのかみしれません。

この作品はいろんな平行世界があってもおかしくはないので、本当に過去の時間へ行ったのかもしれないし、夢芽の願望が映像化された世界という可能性もあります。

ただ蓬が夢芽の過去の世界に入れなかったら、夢芽は過去にいることを自覚できなかったと思います。

ガウマ

ガウマは5000年前の怪獣優生思想時代の記憶でした。

姫の姿も少しだけでてきましたね。

ただ国が怪獣使いを使うだけ使って処分しようとしたので、怪獣優生思想は国を裏切ろうとしたことが判明しました。

そして怪獣優生思想をガウマが裏切ったのは、その裏切りに気づいたから。

ガウマは姫が大好きだったので、姫を守ろうとしたんですね……。

ちなみに現在のガウマには背中に痣があるのですが、過去のガウマの背中には痣がありませんでした。

怪獣優生思想が人間を滅ぼそうという考えになったのは、人間に殺されたからということがわかりましたね。

ただ10話は最後に少し気になる描写があり、もしかしたら蓬のいる世界が夢…?という錯覚に陥りました。

この不穏な描写がいったい何だったのか気になりますね。

蓬は救われない

蓬は過去に悩んでいるわけではなく現在に悩んでいるからか、過去に捕まってもすぐに抜け出すことができました。

なので他のガウマ隊を助けにいけたんですね。

ただ過去と向き合い蓬に助けられたメンバーとは違い、蓬のことはまだ誰も救っていません。

蓬は皆の過去や悩みを知っていますが、まだ誰も蓬の過去を知りませんよね。

蓬も救われる展開がきてほしいなと思いました。

感想

今回夢芽が姉とちゃんと向き合えたことが本当に良かったなと思いました。

そしてガウマの過去もすごく切なかったですね…。

ガウマが姫のことが大好きなのはわかったのですが、姫はガウマが国に殺されたときどう感じたのでしょうか。

そういったところも気になる過去でした。

以上、アニメ「SSSS.DYNAZENON」の10「思い残した記憶って、なに?」の感想とあらすじでした。

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