始祖の巨人
「九つの巨人」の一つであり、始祖ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約をし得た巨人化能力である。
全ての巨人の始祖であり、頂点に立つ存在。
巨人を操る能力の他に、記憶を改竄させる能力がある。
王家の人間のみしか使えない。またその王家の人間は初代レイス王の「不戦の契り」によって、真の力を発揮することができない。
能力
- 条件
単身で始祖の巨人の真の能力を使えるのは、ユミル・フリッツの血を継ぐ王家の人間のみ。
しかし、現在は初代レイス王が始祖の巨人と交わした「不戦の契り」により、王家の人間はその能力を使用出来ない。
しかし、王家の人間ではないエルディア人(ユミルの民)が始祖の巨人を継承した場合、その継承者が王家の人間・王家の人間だった者の巨人に触れる事で、その力を発揮する事が可能。 - 「記憶改竄」
エルディア人(ユミルの民)の記憶を自在に改竄できる能力。
初代レイス王は、壁内に移住した際にエルディア人の記憶を改竄している。他人種系エルディア人には貴族の地位を与えることで「壁外人類」の存在を抹消させた。 - 「叫び」(仮名)
巨人を操る能力。エレンはかつて王家の人間だったダイナ・フリッツの巨人に追い込まれるも、王家の血を引いたダイナの巨人に触れた事で一時的にその能力が使えることが出来た。 - 「体の構造を変える」
エルディア人の体の構造を変える能力。
600年以上前、世界の人口が激減する程の病気が流行している中、当時のエルディア王がこの能力を使って体の構造を変えた。それ以降エルディア帝国からその病に罹った者は誰もいない。ジークはこの能力で、「エルディアが子供を産めない体の構造に変える」事を目的としている。
継承者
- 初代 ユミル・フリッツ
- 2代目~144代目 フリッツ2世〜フリッツ144世
- 145代目 カール・フリッツ145世(初代レイス王)
- 146代目~829年 レイス2世〜ウーリの父
- 829年~842年 ウーリ・レイス
- 842年~845年 フリーダ・レイス
- 845年 グリシャ・イェーガー
- 845年~ エレン・イェーガー
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